すっきりと見せる暮らしの中に落ち着き漂う住まい【大垣市】
大垣市外観は、内観と統一感をもたせてホワイトとブラウンでコーディネート。
外からの視線を意識して、道路面から最も美しく見える切妻タイプの屋根としました。
下屋を設けたり、シンプルな形の中に凹凸を加えて奥行きを感じさせるフォルムになりました。
南面のデッキテラスは日向ぼっこにも気持ちよさそうなスペースとなております。
春や秋などの過ごしやすい季節は、屋外からの爽やかな風を取り込むことができます。
外壁面に防水コンセントを設けていますので、活用の幅が広がりそうです。
室内は明るいホワイト調のフローリングと濃いブラウン系の建具でコントラストが強調されつつ、「格子のラインが好き」というご主人のセンスを取り入れることで、すっきりと見せながらも落ち着きある空間に仕上がっています。
また、新築にあわせて買い揃えたソファーやダイニングテーブルなどもブラウン系とするなど、全体の空間デザインとマッチするようインテリアも選び抜かれています。
個性的な演出でリビングのアクセントになっているものが、壁面の大理石。ご主人のこだわりで、大理石が映えるようにテレビボードも低めのサイズをチョイス。
当初はクロスの予定でしたが、現場を見たご主人が「テレビの後ろが大理石だったら映えるだろうな」と、ご主人自らネットで購入し施主支給品として施工しました。
ご主人お気に入りの空間です。
リビングの南面にはデッキテラス。
大きな窓は折りたたみ式で全面開放できるので、リビングの延長として屋外とオープンにつながります。
「季節の良いときはバーベキューなどを楽しみたいです」とのこと。
格子扉でリビングと間仕切りできる和室。
床の間の大きさが目を引きます。
「機能性や実用性を考えれば押入を大きくした方が良いのかもしれませんが、部屋の雰囲気に合わせた置物などを飾って楽しみたい」というご主人の意向が反映された和室です。
お客さまをお出迎えする玄関も、ホワイトとブラウンで統一しました。
玄関フロアは大理石でちょっぴりゴージャスな気分です。
玄関部分には小窓を多く設けたので、いつでも明るい空間になっています。
キッチンを中心にサニタリー、勝手口を一直線に結んだ家事動線は機能的です。
サニタリーはホールとキッチンの二方向アクセスで、奥様の家事負担を減らしています。
ご主人の実家は「和風住宅で、畳での暮らしに慣れていた」こともあり、ご主人の本来の好みは和の雰囲気。
そこに奥様のモダンな感性がプラスされて「和モダン」な住まいになっています。
そのような経緯もあり2階の寝室にも畳を配しています。
「イスに座って暮らすよりも、床にそのまま腰を下ろす暮らし方が好き」なのだ。
畳敷きの段差の下は収納になっており、デッドスペースも遍く活用しています。
2階の南側に配置した子供部屋。
外観を意識して設けた3枚の窓がおしゃれです。
DATA
- 所在地
- 岐阜県大垣市
- 施主様
- H様邸
- 家族構成
- ご夫婦+お子さま2人
- 敷地面積
- 224.90㎡
- 延床面積
- 139.75㎡